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日本オイルサービス(株)様に特別授業を実施していただきました
先日、日本オイルサービス株式会社様に、本校1年生を対象とした特別授業を実施していただきました。
お忙しい中、本校学生の為に貴重なお時間を作っていただきましたことを感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
早速、特別授業の内容をご紹介します。
内容は、クルマの各部で使われているオイルに関するものでした。
クルマの大部分が金属でできています。
特に、エンジンのようにパワーを発生させる装置や、トランスミッションやディファレンシャルなどパワーを路面まで伝えるための装置は、金属同士が接触したり摩擦したりしやすい部分がたくさんあります。
ですから、クルマにとってオイルによる「潤滑作用」はとても重要なのです。
特別授業は、まずオイル類に必要とされる性能(潤滑、冷却、防錆など)についてのお話から始まり、オイルの性能を表す表示(グレード表示)についてのお話など、教科書に掲載されている内容の元になるような基礎的なことから、教科書には掲載されていない深い内容まで幅広いものでした。
下の写真のように、実際にクルマに使用されるオイルの実物などを手に取りながら、講師の方の話を聞くことができたました。
下の写真は、オイルの「粘度」を目で見ることができる教材です。粘度とは、どのくらい「ドロッ」としているか?を表すもので、ドロドロ過ぎれば回転のじゃまをしてしまうけど、サラサラ過ぎると熱や摩耗を防ぐ能力が低くなってしまい、オイルの役割を果たせなくなるのです。
教科書で文章や数字、記号で見ているよりも、こうして目で見ることができればとてもわかりやすいですね。
本校では、こうして自動車業界の最新情報や最新技術、そして教科書に掲載しきれない深い知識や技術情報に触れる機会をたくさん設けています。
それでは受講した学生の感想を紹介します。
(1年A組 W君)
今回の特別授業を受講し、オイルとフルードの違いなど、教科書で勉強している内容をより深く理解することができました。また、自動車の部品を大切に、きれいに取り扱うにはオイルは必需品で、自動車を動かすためにどれだけ大切な存在なのかを改めて強く感じました。
オイルにも、硬さや粘度指数、そしていろいろな規格があることをいただいた資料や説明を通して教えていただき、自動車整備士はオイルの扱い方や性質をよく知らなければならないことを学び、かつこのような資料を参考にし、働いてからも勉強し続けなければいけないと感じました。
(1年B組 K君)
今回の潤滑油に関する特別授業を受講し、私自身が今まで使用していたオイルがどういう規格に基づき製造されており、どういうエンジンに適しているのか?などを知ることができました。
私は、現在、ガソリン・スタンドでアルバイトをしているので、これからはお客様からオイルについて質問されたら、性能や違いなどについて丁寧にお伝えできると思います。
また、オイルにはそれぞれの粘度指数に表される硬さがあることは知っていましたが、実際に粘度を目に見える状態にした教材を使用した説明を受けることで、硬さがエンジンにとっての抵抗になることもよく理解することができました。
上に紹介した感想文にあるように、教科書に掲載された内容や授業で聞いた内容を、実物で、しかも最新のものを目の当たりにして学ぶことができるのは、本当に貴重な体験ですね。
今後も色々な経験を積みながら頑張っていきましょう。
登山でした。
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