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北海道いすゞ自動車(株)様に特別授業を実施していただきました
先日、北海道いすゞ自動車株式会社様に、本校1年生を対象とした特別授業を実施していただきました。
お忙しい中、本校学生の為に貴重なお時間を作っていただきましたことを感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
早速、特別授業の内容をご紹介します。
特別授業では、いすゞ自動車のダンプやトレーラー・ヘッドを教材として搬入していただき、大型車特有のブレーキ装置やサスペンション、エンジンなどの仕組みを学ぶことができました。
見てください!この大迫力のエンジン!
上の写真のエンジンが搭載されたトレーラー・ヘッドが、こちら(下の写真)。排気量は、13,000ccオーバーだそうです。
レポーターのぼりやまの愛車ステップ・ワゴンは、1,500ccですから、その8倍以上の大きさ!(@o@;)
物流を支える大型車は、多くの人に必要とされる働くクルマですが、排気ガスに含まれる有害物質が問題視されることもありました。
現在では、いすゞ自動車をはじめとして、大型車を製造・販売する各メーカーの熱心な技術開発により、高性能でクリーンなエンジンが搭載されています。
そのようなエンジンの仕組みについて、実車を使用した授業が受けられたのは、学生たちにとって本当に貴重な体験だったと思います。
実習授業で扱う車両の多くは乗用車なので、下の写真のように荷台が持ち上がるダンプの仕組みを見るのはとても新鮮です。
どんな仕組みで荷台が持ち上がるのか?講師の方から熱いご講義を受けることができました。
大型車を扱う整備士は、お客様個人のニーズを満たすだけでなく、物流を通して社会のニーズを満たすことができます。
もちろん、一つ一つの部品が大きく、締め付けたり緩めたりするために必要な力は尋常ではありませんが、仕事のやりがいは扱う車両と同じく超大型です。
それでは受講した学生の感想を紹介します。
(1年A組 O.T.君)
大型車では、油圧や空気圧を使用している箇所も多く、それぞれ動くところを実際に見ることができて、とても貴重な体験でした。
トレーラ・ヘッドのエアサスペンションが荷台の高さに合わせて車高を調整することができるようになっていたり、運転席(キャビン)の下にもスプリングがついており、運転者の乗り心地や視界確保に役立っていたりと、最新技術を多く見ることができました。
トラックのエンジンも、実物を目にするのは初めてだったので、今回見たものや聞いたことをしっかりと記憶しておき、今後の教科書を使用した勉強に生かしていきたいと思います。
(1年B組 K.S.君)
私は、もともと大型車に興味があったので、今回の講習は私にとって非常に興味深く内容の濃いものでした。
現在、学校での授業でジーゼル・エンジンについて学んでいますが、ガソリン・エンジンとの違いや排ガスの浄化装置などの最新技術について知ることができてよかったです。
また、講習の最初に見せていただいた自動運転技術に関する映像では、改めて自動運転の技術はすごいと思いました。しかし、この技術は今後どのように使用されるのかが気になりました。例えば、人が自動車に乗らず、自動運転のみで配送するようなシステムが構築されるのか、ドライバをアシストするために自動運転の技術が駆使されるのか、とても興味深い技術だと思いました。
(1年B組 M.H.君)
実際に、トラックのエンジンや足回りの構造を見て、いろいろな部品が乗用車とは違い、規格外の大きさであると感じました。
座学では、EBS(注:電子制御ブレーキ・システム)では、空車時と積載時にブレーキの効き(制動力)を同じにするための技術についてのお話が、とても興味深かったです。
今回の講習で得た経験と知識を、今後の学校での勉強に生かしていきたいです。
今回、北海道いすゞ自動車様に見せていただいたような大型のトラックや中型のダンプなどは、専門学校ではなかなか見ることのできないものばかりなので、我々教員もとても興味深く説明をお聞きしました。
日本の物流は、このような最新技術に支えられているのですね。
これからも、多くの最新技術を学んでいきましょう。
登山でした。
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